料理の基礎ムービー(すべて) Vol.37 豚肉の焼き方 みなさん、こんにちは! 今回のテーマは豚肉の火入れについてです! 豚肉だからこその、香気成分を活かしつつ、 厚さによって、どう焼き分ければいいのか?生姜焼きを作ることを想定した 具体例もご紹介しながら解説していきます! ===内容サマリ=== 【タイムライン】 00:14 イントロダクション 00:51 食肉の全体構造 01:19 温度別に起こる変性とは 02:41 温度別に発生する香り 03:21 部位によって区別すべきゴール 04:11 焼き方例 – グラデーションあり 05:22 焼き方例 – グラデーションなし 【動画概要】 ▼ お肉のタンパク質変性の基礎情報 ・ミオシン:50~60°Cで軟化→その後は硬化 ・アクチン:66~73°Cで硬化 ・筋形質(肉汁成分):56~62°Cで変性→レア感は55°C以下 ・肉の色変化:65°C~でグレー化/白化 ▼香りの変化 ・メイラード反応、初期ピラジン:110~150°C ・ラクトン、ピラジン:140~170°C→で豚脂ならではの香気強化 ▼部位によって区別すべきゴール ・ヒレ→表面と中心にかけての、温度のグラデーションは少なく仕上げる ・それ以外→表面と中心にかけての、温度のグラデーションをつける ▼焼き方 ・薄切り(5mm):230〜250℃で20〜40秒表面を焼き、休ませる(この時点で中心温度50℃) →生姜焼きのソースと合わせた時に目標温度(60〜70℃)に到達 ・厚切り(1.5cm):230〜250℃で10〜20秒表面を焼き、休ませる。これを中心温度が60℃になるまで繰り返す →生姜焼きのソースと合わせた時に目標温度(60〜70℃)に到達 ・どちらも「余熱を味方につける」ことでジューシーさと食感のコントラストを両立させる 動画はこちら ※こちらの動画はYAS.LABメンバー限定コンテンツです。 メンバー専用Instagramアカウントにて今月のパスワードをご確認の上ご視聴くださいませ。 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 料理の基礎ムービー(すべて), 豚肉 コメント: 0 Vol.36 理想の豚肉を見極める基準 前の記事 Vol38 マリネ概論|種類と目的 次の記事
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